就任挨拶
2022~2023年度 会長 林 秀一

■本年度のテーマ:「笑顔と真心で、小さな感動を積み重ねよ」
今年度は、「笑顔と真心で、小さな感動を積み重ねよ」をテーマに掲げ、活動して参ります。
私は12年前に、那覇南ロータリークラブに入会し、今に至ります。入会当初、約60名の大先輩の皆様に囲まれ、私のような小僧が、このような崇高な団体のお仲間に入れて頂けることに恐縮していたのを記憶しております。同時に、あんな若輩者だった私に、毎回温かく接して下さり、心から安心と落ち着きを感じられたことに心から感謝しております。
私はその後、ロータリークラブがキッカケとなり、様々な団体で活動し、沖縄発進の事業で全国展開を実現するに至りました。今や、日本を代表する東洋医療の第一人者です。那覇南ロータリークラブこそが、私の自己成長の根幹であったのだと考えており、心から感謝しています。
さて、本年度のテーマは、「笑顔と真心で小さな感動を積み重ねよ」です。笑顔は大切です。笑顔を見ると、心理学上、人には安心感と信頼感が醸成されると言われています。笑顔は体にも良く、笑顔によって赤血球、白血球、血小板などの血液の成分が活性化されると多数の医学論文が発表されています。がん細胞を殺すNK細胞も笑顔により最も活性化されると発表されています。笑顔により脳内ホルモンの分泌が活性化されると書かれた「脳内革命」と呼ばれる書籍は400万部を超えるミリオンセラーになったことで有名です。私たち、ロータリアンが日々笑顔で親睦を深め、笑顔で各種奉仕をすることで、皆様の周囲の人達に笑顔は伝導し、今まで続けてきた奉仕活動が更に効力を発揮するはずです。昨今、世の中を席巻している新型コロナウィルス対策としても、笑顔でいることで免疫力が上がりますので、私たちが笑顔を伝導することで、皆様の周囲の人とたちの免疫力を高め、周囲を守ることができます。
続いて、真心です。真心も非常に大切です。社会貢献とは、「世の中に必要とされていることを満たすこと」であり、営利事業であれば、お客様起点の発想、非営利事業であれば、奉仕先起点の発想で考えなければ、相手には受け入れてもらえません。提供するほうが「これを売りたい」「これをしてあげたい」と一方的に考えても、必要とされているものでなければ相手は喜んでくれません。今まで続けてきた私たち那覇南ロータリークラブの奉仕活動は、必要とされていることを満たしている活動でしたので、感謝も頂き、メディアでも紹介されてきました。今年も引き続き、真心を大切にして各種奉仕活動を遂行していきます。
続いて、小さな感動についてです。歳を重ねると、様々な経験をしてしまうので、ちょっとやそっとのことで感動をしなくなります。そもそも感動とは、大きな喜びのことです。人生で初めて遭遇する喜ばしい出来事で通常は巻き起こります。よって、大きな感動を感じてもらうのは非常に難しいですし、大きな感動を与えようということ自体が、おこがましくもあります。ゆえに私は、小さな感動を積み重ねて参ります。「こども食堂で美味しく食事ができた」、「日本語弁論大会で努力した成果を発表できた」、「交通安全運動で交通ルールを守ろうと改めて思えて気分爽快」など、1人でも多くの皆様に小さな感動を積み重ねて行ける奉仕活動を遂行していきます。
他にも、会員同士の親睦の推進と、他地域のクラブとの親睦の推進、そして職業奉仕の推進をすることで、クラブとして、会員の皆様へも小さな感動を積み重ねて参ります。
結びとなりますが、これからの1年、何かと不行き届きもあるかと思いますが、精一杯、会長職を務めて参りますので、どうぞよろしくお願い致します。
2022~2023年度 幹事 上原 慎次

この度、3回目の幹事をお引き受けすることになりました。
林会長の今年度のテーマ、「笑顔と真心で、小さな感動を積み重ねよ」を会員お一人お一人にお伝え出来るように、また活動計画を一つでも多く実施出来るよう幹事として努めてまいりたいと思います。一緒に感動を積み重ねて行きましょう。皆さんのご協力をお願い申し上げます。